首里城の木材を使用した三線が実現 県内の職人が丹精込めて仕上げた 「首里城女官居室木材三線」 注文

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■貴重な木材を使用した、高品質な三線が実現・首里城女官居室三線は、唄口から駒まで60㎝の真嘉比型。・女官居室木材を棹(さお)に使用し、職人の内間直樹氏が一本一本削りだした。・胴革は本革強化張りを使用。・棹の塗装は比屋根氏が担当、グラデーションスンチー塗りにて8回塗り重ねた。・棹のオモテ面下部に「首里城女官居室木材」と焼き印。・三線うるま屋の新里紹栄氏が最終調整。・首里城女官居室木材を活用して、22本製作できた。(残り2本)
■首里城火災で焼け残った数少ない、女官居室の木材を使用2019年10月31日に火災の被害にあった首里城では、正殿はじめ9つの施設が消失したが、「女官居室」は火災から免れ、梁、柱などのヒノキの木材(以下、木材)を取り出すことができた。沖縄県では、同木材の活用主体を沖縄県建築士会(以下、建築士会)へ移管し、建築士会はワーキンググループを作りいくつかの使い道を検討してきた。諸事業者からの協力のもと、名刺入れ、ペン皿、ペンダントなどの材料として活用されすでに販売を開始している。この度同木材の柱部分を使用した三線製作がスタートした経緯である。
■県内職人による製作三線うるま屋で製造販売している三線の一部は、地域の就労支援施設の利用者の手によって製作されているが、今回は本格的な三線として仕上げるために、県内で活躍する三線職人内間直樹氏(三線名工チャングワーの3代目)、また棹の塗装仕上げを比屋根氏に依頼し、最終的な組み立て、最終調整を三線うるま屋で行うこととし、2022年6月より製作に着手した。胴(チーガ)の革は本革強化張りを施し、うるま屋独自のテンションの強い張り方とした。
■開発担当 三線うるま屋 新里紹栄氏 コメント「首里城は戦の砦ではなく、人々を受け入れ、歓待する宮殿としての役割を担うものであり沖縄が世界に誇る平和の象徴とでもいうべき建造物です。また一般に三線は家の守り神的存在として家庭において床の間に飾られ、重宝されて代々引き継がれるものです。三線が奏でる音楽には戦争を忌み平和を願う歌が多いと言われます。首里城女官室の木材を使った三線には、再建への思い、平和への思いがこもった沖縄の未来を奏でる楽器になることを願います。」
製品紹介ホームページURL:https://urumaya-sanshin.com/shurijo-sanshin/首里城三線・音色紹介 https://www.youtube.com/watch?v=ZArT8zxjd2U
■仕様・ケースに入れて発送いたします。・三線立て、三線用ピックも付属いたします。

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